児童名指し「嫌いだろ」 小学校教諭を懲戒処分 水戸
2009/03/18 20:11更新 産経新聞
茨城県教育委員会は18日、水戸市立小学校の男性教諭(55)が6年生の授業で男子児童を名指しして、ほかの児童に「嫌いだろ」と聞いたなどとして19日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にすると発表した。
県教委によると、教諭は1月13日の道徳の授業中、児童を嫌っているか聞いた。男子児童の保護者からの苦情で発覚した。教諭は「人を嫌いになった分だけ嫌われると教えるためだった」と話したという。
教諭は昨年9月にも給食でお代わりした母子家庭の別の児童に「家で朝ご飯を食べたのか」と発言したなどとして今年1月にクラス担任を外された。児童は就学援助を受けていたことからショックを受け、母親が学校に通報していた。